《平成15年12月12日》
生活福祉保健委員会での質疑
◎本県におけるインフルエンザワクチンの供給体制について
○質疑(日下委員)1番目の新型肺炎SARSに関するインフルエンザワクチンのことをお尋ねしたいと思います。朝晩の気温がつい最近下がりまして、新型肺炎SARSの再流行が懸念される時期になってまいりました。新型肺炎、これから流行時に入るインフルエンザと症状がよく似ており、また同時流行すると大混乱を招きかねないということで、非常にことしはこのワクチン接種を受ける人がふえていると聞いております。先月の委員会でもインフルエンザワクチンは十分あると御説明いただいたかと思いますが、県内で大規模な105病院を調査した結果、85.7%の90病院が新規接種を断っている実態が判明したとありました。私の近所の病院でもやはりワクチンがないということで受けられない方が出ております。これはインフルエンザワクチンが不足しておりますけれども、ワクチンの総量が不足しているわけではないという話も伺いました。このワクチンは返せるものでございますので、一部の大きな病院が独占して、
小さな病院に行き届いていないのではないか、こういった声も聞かれております。希望者が漏れなく接種できるように医療機関と行政が連携をして、過不足のない供給をお願いしたいと思います。
○答弁(薬務室長)今、委員の御指摘のように、インフルエンザワクチン、非常に医療の現場では不足しているということ、品薄になっているということはあると思います。
それで、昨今も新聞等で報道されておりますけれども、予約がないと接種できないということで、いろいろと県民の方からも問い合わせがあります。今申されましたように、県で12月初めに急遼、県内の主要な医療機関に対して在庫の状況等について調査いたしました。予約をしている方については、まだできる状況である医療機関もありますけれども、新規の接種についてはできないというのが、まさに今おっしゃられたように、105のうちの16ぐらいしか残っていないというのが実態です。ただ、県内の大きな主要な医療機関についてはまだできるところもあります。そういったことで、県民からの問い合わせに対して、特定の医療機関を誘導するというのはなかなか難しいですけれども、いわゆる紹介するといった形で対応しているところでございます。
それで、今、ワクチンがどこかの医療機関あるいは卸に偏っているというようなこともかねてからいろいろ言われて、シーズンが終わってみると非常に在庫があるというようなこともあります。そういうことがないように、実は12月2日、あるいはこのたびも、県内の医療機関あるいは卸に対して、余っているようなところがないか、いろいろ注意を喚起する、それから融通し合って、不足の医療機関に回すというようなことを呼びかけているところでございます。また、昨日、医師会と協議いたしまして、医師会の方に再調査ではありますけれども、県内の全部の医療機関に対して、これから接種する予定の本数が幾らか、あるいは在庫がどうなっているかというようなことも調査をお願いしたところであります。それとあわせて、すべての医療機関に対してワクチンの融通を積極的に進めてもらうように呼びかけているところでございます。