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| 帰国した元研修員の指導を受けながら自動車整備技術を学ぶカンボジア技術学校プノンペン校の生徒たち |
技術研修員の受け入れ12年間で20人も
自動車整備学校の指導者を養成
公明、今年度の招待者を激励
復興・再建の槌音が高く響く新生・カンボジア――。国土は日本の約2分の1で、人口は約1億2000万人。この躍動する国から、今年は公共事業運輸省日本国際ボランティアセンター(JVC)技術学校(以後、技術学校)プノンペン校(アン・ディエン校長、100人)の2人の副校長(10月下旬から2週間研修)と実技指導員(6月から6カ月研修)の計3人が広島県に招かれた。
研修員を代表してノプ副校長は「公明党と広島県の長年の復興支援ありがとうございます。おかげさまで、これまでプノンペン校だけで約300人の卒業生を送り出し、順調に運営できています」と感謝の意を表した。
引き続いて、カンボジアの国民生活・経済など再建の状況や同技術学校の推移、さらに広島での研修内容、要望などについて和やかに語り合い、友情と国際協力の成果などを確かめ合った。
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| 「ようこそ広島に。カンボジア復興のために頑張ってください。私たちも応援します」。歓迎・激励会の会場で田辺、日下の両議員は、こう述べながらノプ・ティム(51)、カエオ・トゥチ(52)の両副校長とタン・ブンナ実技指導員(36)の一行を温かく迎え、友情の固い握手を交わした。 |
93年からスタートしたカンボジアからの海外技術研修員事業は昨年までの11年間で計17人(県費)に上り、今年は、3人(予算は日本国際協力事業団=JICA、研修は県担当)を招き、合計20人となった。
これまで広島で自動車整備技術を学び帰国した元同研修員のうち、「独立した人などを除く11人は、同技術学校のプノンペン校とシアヌークウィール分校(ソー・チョン・ホアー校長、60人)の指導員・教諭として活躍しています」とノプ副校長が報告。
同技術研修員事業が始まったキッカケは、国情がまだ安定していない92年10月から。田辺県議をはじめとする公明党県議団と、「カンボジア難民を支援する市民の会」の浅野洋二代表(現県議)らが同国を初訪問し、同技術学校から「広島で自動車整備技術が習得できるようにしてほしい」との要請を受け、帰国後に県に申し入れたことが実ったもの。
同国では現在、走っている車の9割以上が日本車(カエオ副校長)だという。「最新の型式は電子系統が多くあり、新技術の習得と整備機械の確保が急がれる」(ノプ副校長)と説明し、これからも日本・広島と公明党からの支援を望んだ。
田辺県議は「カンボジアの復興・発展のために今後も積極的に応援したい」と約束した。