呉市海事歴史科学館
「大和ミュージアム」
(4月23日オープン)を視察
こんな博物館をめざしています
 呉市は、明治22年に呉鎮守府、明治36年には呉海軍工廠が設置され、戦前においては、戦艦「大和」を建造した東洋一の軍港、日本一の海軍工廠のまちとして栄え、また、戦後においては、戦前から培われてきた技術が新しい技術と結びつき、世界最大のタンカーを数多く建造するなど、我が国が戦後約10年ほどで世界一の造船国へ発展する一翼を担い、有数の臨海工業都市として発展し、地域の産業発展のみならず、日本の近代化に大きく貢献してきました。
 呉市海事歴史科学館(愛称:大和ミュージアム)は、明治以降の日本の近代化の歴史そのものである「呉の歴史」と、その近代化の礎となった造船、製鋼を始めとした各種の「科学技術」を、先人の努力や当時の生活・文化に触れながら紹介し、我が国の歴史と平和の大切さを認識していただくとともに、科学技術創造立国を目指す日本の将来を担う子ども達に科学技術のすばらしさを理解していただき、未来に夢と希望を抱いていただくことのできる「呉らしい博物館」とすることにより、地域の教育、文化及び観光等に大きく寄与することを目的とします。

● 博物館の基本方針
1. 造船技術等を通し、呉の歴史を後世に
  伝えます。       
(歴史的見地)
2. 呉が過去から深くかかわってきた科学技術
  を新しい時代に生かします。
(学術的見地)
3. 市民が生涯学習を実践していくための環
  境整備を行います。     
(教育的見地)
4. 周辺施設と調和を図り、人々が集う施設
  とします。       
(まちづくり的見地)
● 博物館の方向性
1. 地域と一体となった博物館
2. 呉の歴史がわかる博物館
3. 科学技術の素晴らしさ・科学の原理の
  わかる博物館
4. 市民の自発的な学習を支援する博物館
5. 人が集まり情報を受・発信する博物館
6. 楽しむ場となる博物館

戦前の呉市の産業の発展、世界に誇る技術力を築き上げた先人の苦労とそうした歴史には学ぶべき部分が多くあります。また、そうして生まれた技術が戦争に利用されたことも事実です。
私は、このような展示に触れ、現実を直視しながら、「戦争への道には断固進ませない」という決意を新たにすることも大切であると思います。
(以下、海事歴史科学館のホームページより抜粋)
潜水艦 くろしおの甲板
潜水艦 くろしおの艦内